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LIVING & LAND / 暮らしから考えた、答えの一つ。

1.5階建て・
1階完結型の間取り

家族で暮らす今も、
夫婦二人になった、その先も。

食事やくつろぎ、入浴・洗濯・就寝まで、日々の生活は1階で完結。2階には子ども部屋を設け、独立後は帰省した家族を迎える場所として使います。これが、Rio Architectが考える1.5階建て・1階完結型の間取りです。階数や外観から決めるのではなく、家族の変化と土地の条件から、長く使いやすい住まいを考えます。

1階に食事やくつろぎ、寝室などの日常の場所をまとめ、2階に子ども部屋を設ける間取りのイメージ
間取りの考え方を示すイメージ

01 / DAILY LIFE

毎日の用事が、1階でつながる。

朝起きて、着替え、食事をして、洗濯物を片づける。夜にはお風呂に入り、そのまま寝室へ。こうした日常の動きを1階でつなぐために、LDKや水まわりだけでなく、主寝室と収納も1階に計画します。

大切なのは、部屋を並べることより、実際にどう動くかです。洗う・干す・しまう場所のつながり、帰宅時の動線、寝室の落ち着きまで、家族の一日を思い描いて配置を考えます。

1F / 日々の暮らしの中心

夫婦の生活に必要な場所を。

LDK・水まわり・洗濯の場所・主寝室・収納。年齢を重ねても、日常のために階段を上り下りしなくてよい間取りを考えます。

2F / 家族に合わせて使う場所

子ども部屋など、必要な分を。

家族それぞれの居場所をつくるための2階です。必要な部屋数や広さを確かめ、1階とのつながりを計画します。

02 / FAMILY CHANGES

2階の役割は、家族とともに。

子どもが進学や就職で都会へ移り、その先で家庭を築くこともある。今の人数だけでなく、将来の暮らし方も話しながら、部屋の使い方を考えます。例えば、こんな変化を受け止める住まいです。

子育て中の食卓と、独立した子ども家族の帰省を迎える夫婦のイメージ
  1. 子どもが小さい頃

    家族が1階に集まる。

    遊ぶ、食べる、一緒に過ごす。1階を中心に暮らし、家族の気配を感じられる時間を大切にします。

  2. 成長してから

    2階に、自分の居場所を。

    勉強や好きなことに向き合う個室として子ども部屋を使います。一人の時間と家族で過ごす時間を分けられます。

  3. 独立した、その先

    夫婦の暮らしは1階で。

    日常は1階で完結し、帰省した子どもやその家族が泊まる時には2階を使う。そんな使い方も考えられます。

03 / LAND & SPACE

土地のゆとりを、
家の中にも、外にも。

南相馬で広さにゆとりのある土地を選べるなら、その広さをどう暮らしに生かすか。家の広さだけでなく、車の置き方、庭で過ごす時間、道路から玄関までの歩きやすさも一緒に考えたいと思います。

子ども部屋などを2階に置くと、すべてを1階に収める場合とは、建物の広がり方を変えられます。必要な床面積を確保しながら、駐車や庭、南側の窓との関係を調整する選択肢です。方角や道路の位置、隣家との距離や視線も確かめ、その土地に合う配置を探します。

04 / SUNLIGHT

明るさと、冬の暖かさを考える。

一部を2階にするメリットの一つは、2階部分や吹抜けを生かして、高い位置に窓を設ける計画ができることです。上からの光を1階の奥へ届けるなど、土地や周囲の状況に合わせて窓の高さや位置を工夫できます。ただし、部屋を明るくすることと、日差しの熱で暖めることは分けて考えます。

冬の日差しが窓から差し込み、室内でくつろぐ夫婦のイメージ

光を、必要な場所へ。

奥まで光を届けたい時は、高窓や吹抜けも選択肢です。隣家や塀の高さ、外からの視線を見ながら、光を入れる位置を検討します。どの家にも同じ形を設けるわけではありません。

冬は取り込み、夏は遮る。

窓の大きさ・性能・高さ・方位、庇や周囲の影を確認し、季節ごとの日射を計算します。階数だけで暖かさが決まるわけではないため、冬の日射取得と夏の日射遮蔽を合わせて計画します。

05 / AIR & COMFORT

空気の通り道も、
間取りと一緒に。

1階で過ごす時間が長くても、2階の子ども部屋で暑さや寒さを我慢する住まいにはしたくありません。階段や吹抜けがある時は、上下階の空気の動きも含めて空調を考えます。

エアコンの位置だけでなく、整えた空気を各室へどう届け、どう戻すか。断熱・気密や日射の条件、部屋の使い方と合わせて、間取りを考える段階から検討します。1.5階建てという形だけで、家全体の暖冷房のしやすさを決めることはできません。

右壁のエアコンと、吹抜けを介して上下階をめぐる空気の通り道を描いた住まいの断面イメージ

06 / FINDING YOUR PLAN

わが家に合う形を、確かめる。

1.5階建ては、すべての家族や土地に対する答えではありません。1階中心の暮らしを大切にしたいか、2階には何が必要か。希望と敷地の条件、予算を重ねて、平屋や総2階も含めて比べます。

今と将来の、使い方。

上下階を行き来する人、収納、庭や駐車の広さを整理します。独立後の子ども部屋も、帰省時に使うのか、別の用途を考えるのか。家族ごとの見通しを間取りに反映します。

建物の形と、費用。

同じ延床面積の総2階と比べると、屋根や基礎の面積が増え、費用が上がる場合があります。階数の印象で判断せず、延床面積や仕様などの条件をそろえて費用の違いを確認し、何に予算を使うかを一緒に考えます。